室礼 涼やかな風鈴の音

2019.8.1 五感の生活

日本の夏、家の軒下などにみられる風鈴。日本には仏教とともに伝来し、貴族階級が屋敷の縁側につるしていたといわれています。
暑さのなかでも風鈴のチリンチリーンと高くて透明な音を聴くと“涼しい”と感じます。耳で涼しさを感じるのは、日本人独自のものだそうです。小川のせせらぎ、木々を揺らす風の音、カランコロンと下駄の音。 他にも打ち水や日よけのすだれ、日本には五感で感じる涼がたくさんありますね。

『松虫』」の銘がつけられた室町時代より続いている小田原工芸鋳物で、余韻が長く音色が良い風鈴です。