室礼 十三夜

2019.10.8 五感の生活

旧暦の9月13日(今年は10月11日)・十三夜は、十五夜の後に巡ってくるので「後の名月」と呼ばれます。また、ちょうどこの時期に食べ頃になる栗や豆などをお供え物にすることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。
十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、延喜19年(919年)に宇多天皇が観月の宴を催したのが始まりとも言われ、1000年以上も続く行事なのです。十五夜は満月ですが、十三夜は満月の8割ほどの丸さの月です。昔から、日本人は完成された完全な姿ではなく、少し欠けたりした不完全な姿に美を感じてきたのです。
「十三夜に曇りなし」と言われ、空気が澄み天気も崩れにくい季節なので、きれいな月が見られるとよいのですが、台風19号の影響が気になります。