室礼 円相(まるいもの)

2019.10.1 五感の生活

円相(えんそう)は、禅における書画のひとつで、図形の丸(円形)を一筆で描いたもの。「一円相(いちえんそう)」「円相図(えんそうず)」などとも呼ばれます。 また、円窓と書いて「己の心をうつす窓」という意味で用いられることもあります。
しかし、古来より、禅の僧侶の描く円相は、「本来の面目」の事だそうです。「本来の面目」とは、すべての人がもともと持っている自然のままの心性。この真実なるものを、言葉でもなく、絵や画でもなく、ただ、一円相をもって示したのです。

「まる」に因んで、讃岐かがり手まりの香り玉、水引を丸く編み込んだ細工飾りを添えました。