室礼 夏越の祓

2018.6.26 五感の生活

1年の折り返しにあたる6月30日、半年間の穢れを祓い清め、残る半年の無病息災を祈願します。神社によって作法は異なりますが、大きな茅の輪を三回くぐって身を清め、家内安全、身体健全を祈ります。
また、紙の人形(ひとがた)に息を吹きかけたり、身体を撫でることで穢れを人形に移した後、水に流したり焚いたりするところもあります。
小倉百人一首「風そよぐ ならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける」(藤原家隆)は上賀茂神社の夏越祓の情景を詠ったものです。

「夏越の祓」の日に食べる伝統的な和菓子「水無月」は、小豆をのせた三角形の外郎(ういろう)で、その形は削りたての氷を表し、小豆は疫病の悪魔祓いの意が込められています。