室礼 七夕

2018.7.2 五感の生活

七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、別名「笹の節供」「星祭り」といわれる、古くから行われている日本のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつにも数えられています。中国の行事や日本古来の伝承が元となり今の七夕のかたちができあがりました。
古くは季節の野菜を供し、五色の糸を竿にかけたり針に通して機織の上達を、また琴を机上に置き香を焚いて芸事の上達を願いました。のちに詩歌を梶の葉に書き、硯、筆などを添え、書の上達を祈る様にもなります。笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは江戸時代からで、手習いごとや寺子屋で学ぶ子が増えたことから、星に上達を願うようになりました。

節供に旬のものを食べ、邪気を祓ったり無病息災を願ったりする風習がありますが、七夕の行事食はそうめん。意外に知られていないのですが、千年も前から七夕の行事食となっていたそうです。